2020
Fukuoka city Parenting service map 福岡市子育てサービスマップ

子育てフェーズに合わせた一覧で、サービスへとつなぐ

福岡市子育てサービスマップ Fukuoka city Parenting service map

子育てフェーズに合わせた一覧で、サービスへとつなぐ

福岡市の子育てサービスマップ(2020年度版)のデザインを担当しました。

福岡市には子育て世帯を応援してくれるたくさんのサービスがありますが、数が多いからこそ、自分に合ったサービスや窓口を探し当てるのはなかなか困難です。これまでは厚い冊子に記載された各種のサービスや計画内容から窓口の方や担当さんが適したサービスへと導いていたのですが、それもまた一苦労。そんな課題を解決するために生まれたのが子育てサービスマップです。

中面には子ども総合計画という「すべての子どもが夢を描けるまち」をめざす福岡市の年代別の施策やチャレンジが掲げられ、これから5年間の進化がまた期待できる内容となっています。

この複雑なサービスの全体像を把握し、市民参画型のワークショップを行いながら全体の企画・設計を行ったのは九州大学大学院芸術工学研究院の平井教授と下村助教。その結果の資料や原稿を元に紙面デザインに落とし込みました。もともと私も同大学の芸術工学部に所属していて、平井教授はかつての担当教授、下村助教は同じ学部の先輩です。先輩との打ち合わせでは学生時代を思い出し嬉しかったです。

今年度より福岡市内の様々な場所で配布されています。子育てに奮闘している保護者の方達の目にとまり、パッと持って帰ってもらえるように、折りたたむとハガキより小さいマップ折りにしています。

核家族・共働き世帯の割合が増えて子育てにおける地域のサポートがより重要になってきています。マップがきっかけで少しでも多くの人が支援機関にアクセスできればと願っています。

Client

ディレクション・研究・調査:
九州大学大学院芸術工学研究院  平井康之、下村萌
〒815-8540 福岡市南区塩原4-9-1

監修・制作:福岡市こども未来局

  • Client & Direction九州大学大学院芸術工学研究院平井康之、下村萌
  • Design & Illustrationウフラボ