2017
KOFUN NO MIDORI コフンノミドリ

古墳のある茶畑で育つ
鮮やかで味の濃いお茶。

コフンノミドリ KOFUN NO MIDORI

古墳のある茶畑で育つ
鮮やかで味の濃いお茶。

まんぷくTAKANABEのプロジェクトの一環で、第1期の事業者さんである「河野製茶」さんの商品ブランディングを行いました。

河野製茶さんは、これまでお茶の葉の卸業をずっと営んできましたが、このプロジェクトを機に自社商品も開発したいと、参加事業者として手をあげてくださいました。

はじめてお茶畑に伺って驚いたのが、畑のいたるとこに点在する古墳。高鍋町には持田古墳群があり、5世紀から6世紀にかけて築造された古墳が、大小合わせて85基点在しています。古墳は、位の高い人々のお墓なので、少し小高い見晴らしの良い場所にあり、澄んだ空気を感じます。

「茶畑の真ん中に古墳があるというユニークな立地」と「温暖な宮崎・高鍋での栽培に適した品種が水だしに最適なお茶である」ということ。それらを核に据えてブランドの構築に取り組みました。まずはお茶のネーミングからスタートし、ストーリーを語るパッケージデザイン作り、生活シーンに合わせたお茶の楽しみ方を提案していきました。

ブランド名は「コフンノミドリ」。古墳は古代の位の高い人々が眠る場所なので環境が良く、また温暖な気候に適した早生の品種は、水出しにしても色も味も濃いというお茶です。手軽に、色々なシーンでお茶に親しんでもらいたいという河野製茶さんの願いで、煎茶、ティーバッグ、パウダータイプのお茶を用意しました。タイプの違いをスリーブの模様でも表現し、楽しく選べる商品に仕上げています。

  • Client河野製茶工場
  • Directionウフラボ・後藤修デザイン事務所
  • Copywritingウフラボ
  • Graphicウフラボ
  • Photoオノコボデザイン(写真1〜5) 後藤修デザイン事務所(写真6、7)