10zine Vol.3

事後報告の記事ばかりになっております。
猛省しているところです。

さて、6月の半ばから末にかけて、10zine vol.3を福岡と佐賀にて行いました。
10zine Vol.3

今回の参加作家は33チーム、佐賀からは20チームの総勢53チーム!つまりは53種類のvol.3のために制作された新作のzineが一同に集まったことになります。
また、今回はこれまでのアーカイブとして、10zineが出会ったzineを愛する人々との出来事や思い出をパネルにした展示と、その中で交流のあった札幌のNEVER MIND THE BOOKSのみなさんが制作したzineの販売まで行われました。濃厚!そして恒例のお客さんとつくるzine、客zineでは「福岡にキュン」というタイトルで福岡の自慢したい場所やものを適当に1ページにまとめ、みんなでzineをつくるというワークショップ(という名の自由に制作するコーナー)を用意していて、こちらもまた楽しいページがたくさんできあがりました。

今回も新メンバー13名を迎え、4月末あたりから会議や顔合せ会などを行い、新しい福岡の面白い方々にも出会えてますます10zineが面白くなってきた様に思います。…なんて、10zineのレポート的なものは本サイトのほうでアップされるのをお待ち下さい。

自分の制作したzineについて紹介すると、今回はこれまでつくっていた「雲をつかむような」シリーズは一旦お休みして、新しいテーマと作風で挑みました。

「akete hanatsu」
“もやもや”とした、不安とか、焦りとか
そういった類いのものを抱えてしまったら
どんな風に開放したらいいのだろう。
そんなことを考えながら
見えない“もやもや”たちを形にしてみました。

“もやもや”からの開放を、
ストーリー仕立てに描いた画集です。

¥500 販売数(20部in福岡/10部in佐賀)

ひとつ前のエントリーのRescueT-Shirts 2013の時に描いたイラストで表現しきれなかった部分をzineにしています。普段自分の「作品」を作る機会が少ない中で、こうした機会に自分が作りたいものを決めるのはとても面白い経験です。10zineのオリジナルイベントも3回目、もうすぐ丸2年をむかえる目前で、ようやく自分が何を作りたいのか見えてきた気がしますが、まだまだ3割といった気もします。

次回どんなzineが出来上がるか、自分でちょっと楽しみなのであります。